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2001年の発売以降、根強い人気を誇っているトヨタ・ヴォクシー。
2018年上半期の販売ランキングで6位、ミニバンでは2位に入るなど、躍進しています。
そんなトヨタ・ヴォクシーですが、モデルチェンジの情報があります。
また、モデルチェンジ予想や時期についてもご紹介します。
目次
引用:https://toyota.jp/voxy/exterior/
ヴォクシーのフルモデルチェンジが最後に行われたのは2014年1月、マイナーチェンジが行われたのが2017年7月です。
それまでのヴォクシーのモデルは
○初代、、、 2001年~2007年
○2代目、、、 2007年~2014年
○3代目、、、 2014年~2018年(現在)
と、7~8年おきにフルモデルチェンジが行われてきました。
となると、次なるモデルチェンジ時期は2019年~2020年頃と推定されます。
フルモデルチェンジに伴いエンジンやボディサイズの変更がされるらしく、先のプリウスに搭載された「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」が採用されるのではないかと推測されます。
では、詳しいモデルチェンジ予想をご紹介します。
引用:https://toyota.jp/voxy/exterior/
プロローグ:車両づくりの新システム「TNGA」
引用:https://www.toyota.co.jp/jpn/tech/tnga/
トヨタと言えば車種やブランドがたくさんありますが、その裏にはセダン、クーペ、ミニバン、SUV、軽自動車、ハイブリッドの有無、床の高さなど、様々な分類をされた膨大な数のプラットフォームが存在していました。
そこで車の根幹部分を丁寧にこだわって作ったうえでその根幹を共有し、そのうえでそれぞれの車を作り上げるというシステムが「TNGA(Toyota New Grobal Architecture)」で、「基本性能の向上」「グルーピング開発による部品・ユニットの賢い共用化」「仕入れ先と協力して原価低減」「商品力向上」の4つのサイクルで「もっといいクルマづくり」を達成することが目標です。
車の根幹部分はシンプルな形状でありながら軽量・高性能であり、パワートレーンユニットは低い位置への搭載を前提に作られており、飛躍的な運動性能の向上は間違いありません。
完成された根幹の上に「個別車種の魅力向上」としてチーフエンジニアを中心にそれぞれの車をデザインしていきます。
このような設計構想は他社にもあり、マツダの「スカイアクティブ・テクノロジー」はCMでも聞いたことがあるかと思います。
ただ、他企業がプラットフォーム単位で判断しているところを、トヨタはプラットフォームづくりを含めた総合的な判断をしているところに違いがあります。
これまでに「GA-K」「GA-L」「GA-C」「GA-B」「GA-A(DNGA)」という5つのプラットフォームがあり、トヨタのカムリ、プリウス、C-HR、カローラ、レクサスLC、LS、ダイハツ・ミライ―スなどに採用されています。
ヴォクシー変更点その①:エンジン
引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/powertrain/engine/
TNGAという構想で、トヨタのエンジンにも新たなエンジンが誕生しました。
それが「ダイナミック・フォース・エンジン」です。
このエンジンは熱効率を40%、出力を60kW/L向上させるなど、従来型のエンジンと比較しても優れた性能を保持しています。
最近発売されたカムリに、2.5Lダイナミックフォースエンジンが搭載されていたことから、ヴォクシーへの搭載も十分あり得ます。
ただし、現行ヴォクシーが1.8Lと2.0Lのため、新たに2.0Lのエンジンを制作し、搭載するものと考えられます。
トヨタの発表では、2021年までに9種類・17バリエーションのエンジンを展開する予定です。
これに併せ、トランスミッションは多段化オートマチック、新機構CVTなど、4種類・10バリエーション、ハイブリッドシステムは6種類・10バリエーションを展開する予定です。
ヴォクシー変更点その②:車内の広さ
引用:https://toyota.jp/technology/chassis/lowflatfloor_hybrid/
TNGAにおけるシャーシは、より低床化・フラット化に力を入れています。
たとえば現行モデルのシエンタは、地上から330mmの低床化を実現しており、これは低床化に力を入れている現在のヴォクシーよりも30mm低いことになります。
現在のミニバンサイズで床下が30mmさがれば、それだけ室内の広さは期待できそうです。
ヴォクシー変更点その③:安全装備の充実
引用:https://toyota.jp/voxy/safety/
現行のヴォクシーには「トヨタセーフティセンスC」と呼ばれる安全装備がついています。
ブレーキ制御による衝突回避やハイビームやロービームの自動切り替え、危険と判断した時のブザー警告など、必要最低限の装備がそろったパッケージですが、歩行者に対応していなかったりクルーズコントロールがついていないなど、人気車種にしては不満な安全装備です。
一方、ランドクルーザーZXやC-HRには「トヨタセーフティセンスP」が搭載されていて、これにはレーダークルーズコントロールが搭載されています。
また、これらの機能をパワーアップした新「トヨタセーフティセンス」システムが、2017年11月発売のアルファード・ヴェルファイアに搭載されています。
そして、ライバル車であるセレナやステップワゴンにはこれらの装備やクルーズコントロール、歩行者対策までしっかりした安全装備が施されていることから、次世代ヴォクシーには新型のトヨタセーフティセンスが搭載され、安全装備が充実するものと考えられます。
尚、時期は不明ですが、現行モデルのヴォクシーは次世代トヨタセーフティセンスが搭載される予定なので、ひとまずここは安心です。
引用:https://toyota.jp/voxy/exterior/
最初にお伝えした通り、ヴォクシーのモデルチェンジはおそらく2020年頃ではないかと推測されます。
ただ、これは早まるのではないか?という考えもあります。
と言うのも、ホンダ陣営のステップワゴン・オデッセイが2019年から2020年の同時期にフルモデルチェンジされる、という情報があるからです。
ヴォクシーとしては売り上げ2位の実力こそあれど、同時期または前時期に発売されて出鼻をくじかれるようなことはしたくないでしょう。
そこで、2020年初頭だと思われていた発売日を前倒ししてできる限りオデッセイやステップワゴンの前に発売開始し、差をつけに行く可能性は十分に考えられます。
ただし、これらの情報はすべて確定事項と言うわけではないので、様子を見ながら正確な情報を入手ッすることが大切です。
引用:https://toyota.jp/voxy/exterior/
ここまでヴォクシーのモデルチェンジ予想についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
次世代のヴォクシーはTNGRの導入によって、より低く、より高性能に、より高燃費になりそうです。
また、新型安全装置の導入によって、さらなる安全な運転が期待できるでしょう。
どうやら次のヴォクシーは、トヨタのミニバン代表として最新装備で武装した、凄いミニバンになりそうですね!
皆さんには、現行モデルで好評だった厳ついフォルムの様に変えてほしくない場所、チープであるという意見の多いインテリアの様に変えてほしい場所、意見はいろいろ思うところあると思います。
そういった皆さんの願いが、新型ヴォクシーに届いていることを願ってやみません。
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